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2025.10.29

おすすめのヴィーガンワイン4選|特徴や認証に関しても解説

ワインの知識

海外に多いイメージのあるヴィーガンですが、最近は日本でも関心が高く、ヴィーガンレストランやカフェが増えてきています。そんななか、ヴィーガンワインの人気も高まっており、提供する飲食店や購入できるお店が続々と登場しています。

この記事では、ヴィーガンワインの特徴や認証について解説しながら、おすすめのヴィーガンワイン4選をご紹介します。

ヴィーガンとは

ヴィーガンとは、動物性食品を一切口にせず、動物性の製品も身につけない人たちのことです。ヴィーガンという言葉は1944年にイギリスで誕生しました。

ベジタリアンの一種で、「動物に苦痛を与えないために、可能な限り動物の搾取を避けよう」という思想が根底にあります。

ベジタリアンのなかには、乳や乳製品、卵を食べる人たちもいます。このような人々と比べ、ヴィーガンは、乳・卵のほかハチミツやゼラチンなどの動物由来の食品を一切食べず、また皮革や羊毛といった動物製品を身につけないのが特徴です。

ヴィーガンワインの特徴

ヴィーガンワインは、製造工程で動物由来の成分を使用しないのが特徴です。

できたてのワインには、ブドウのポリフェノールやたんぱく質による濁りがあるため、一般的なワイン造りでは、濁りを取り除き、ワインの透明度を高める「清澄」作業を行います。

この際、濁り成分を吸着するために使われるのが「清澄剤」です。

清澄剤には、卵白やゼラチン、牛乳由来のたんぱく質であるカゼイン、魚の浮袋由来のアイシングラスなどが使われます。

一般的なワインでは、こういった動物由来の成分が使用されるため、ヴィーガンの人は飲めません。

ヴィーガンワインは、清澄剤に動物性以外の材料を使う、または清澄を行っていないのが特徴です。
具体的には、鉱物由来の珪藻土や野菜由来のたんぱく質が清澄剤として使われます。

また、長い年月をかけて濁り成分を沈降させ、無清澄で造られるヴィーガンワインもあります。

ヴィーガンワインにおける認証

ヴィーガンの製品には、第三者機関による審査基準をクリアした認証マークが付与されます。現在のところヴィーガン認証を行う公的機関は存在しません。

各国の民間団体によって審査が行われており、それぞれの団体が独自の認証マークを発行しています。

ヴィーガンワインを購入する際は、これらの認証マークを目印にするとよいでしょう。

ここからは、代表的な4つのヴィーガン認証機関をご紹介します。

V-LABEL

V-LABELは、1996年よりスイスにて認証が開始されました。

認証機関はヨーロッパベジタリアン連合(EVU)という大規模な団体で、日本でも目にする機会が多い認証マークです。

動物性の原材料不使用、動物実験の禁止、動物由来のGMO(遺伝子組換え農産物)禁止が認定基準となっています。

EVUでヴィーガン認証を受けるには、原材料の成分と製造工程についての審査が必要です。

ヴィーガン協会

1944年にイギリスで設立されたヴィーガン協会(The Vegan Society)は、世界で最も古いヴィーガン協会であり、「ヴィーガン」という言葉もここで名付けられました。

1990年にヴィーガン認証制度が導入され、ひまわりが描かれた認証マークは世界的な認知度も高いです。

前述したV-LABELと同様、動物性の原材料不使用、動物実験の禁止、動物由来のGMO禁止が認定基準となっています。

ベジタリアン協会

1847年にイギリスで設立された、世界で最も古いベジタリアン協会です。

ベジタリアンとヴィーガン、2種類の認証マークがあり、ベジタリアンは1969年から、ヴィーガンは2017年から使用されています。

ヴィーガン認証は、動物性の原材料不使用、動物実験の禁止、動物由来のGMO禁止が認定基準となっています。

VEGANOK

イタリア国内初のヴィーガン認証機関です。

1999年に設立され、2007年に2万を超えるヴィーガンレシピのブログを開設、2009年に認証基準が設定されました。

さまざまなメディアを通じて情報を発信しているほか、ヴィーガンの料理学校を設立するなど、さまざまな活動を行っています。

おすすめのヴィーガンワイン4選

ここからは、スペインのヴィーガンワイン4選をご紹介します。

ボデガス・ビ・レイ

ボデガス・ビ・レイは、スペインのマヨルカ島で2014年に設立されたワイナリーです。

地元のブドウを使い、収穫から瓶詰めまでを自社で行うことで、高品質なワイン造りにこだわっています。

ヴィーガンワインの「モルスカ」シリーズには、白ワインの「モルスカ・ブランコ」と赤ワインの「モルスカ・ティント」が用意されています。

アグスティ・トレジョ・マタ

アグスティ・トレジョ・マタは、スペインのカタルーニャ州で1950年に設立された家族経営のワイナリーです。

ドザージュという糖分調整をしない極辛口のブリュット・ナチュールと、わずかにドザージュを施したブリュットのみにこだわったワイン造りを行っています。

当ワイナリーではカヴァを中心に生産しており、グラン・レセルバ・バリッカやロサット・トレパットなど、ヴィーガンワインのラインナップも豊富です。

ネレマン・オーガニック・テンプラニーリョ・モナストレル

ネレマンは、オランダ人のデリック・ネレマンがスペインのバレンシアに設立した新進気鋭のワイナリーです。

英国ヴィーガン協会のヴィーガン認証を取得しているほか、オーガニック認証、製造過程で発生する二酸化炭素に配慮したカーボン・プルーフ認証も取得しています。

本品は、スペインの代表品種テンプラニーリョと、土着品種モナストレルをブレンドした、スパイシーかつフルーティな味わいが特徴のヴィーガンワインです。

ボデガ・シエラ・ノルテ

ボデガ・シエラ・ノルテは、バレンシアにあるブドウ栽培農家の3代目が、理想のワイン造りを求めて1995年に設立した家族経営のワイナリーです。

ブドウ畑はすべてオーガニック認証を受けており、ハートのモチーフが印象的な「パシオン」シリーズは、ヴィーガン認証を受けたヴィーガンワインです。

なかでも赤ワインのパシオン・デ・ボバルは、標高900m、樹齢60年以上の畑で育った土着品種のボバルを100%使用しています。ベリーの甘酸っぱさとスパイシーさが共存する、まろやかな口当たりが魅力です。

まとめ:ヴィーガンワインは土づくりからこだわっているワイン

日本を含め、世界的にヴィーガンの人口は増加しています。
各国でヴィーガンの団体が設立され、認証マークを発行する機関も増えてきました。
ヴィーガンワインを購入する際は、これらの認証マークを目印にするとよいでしょう。

また、清澄剤に動物性の材料を使用しないヴィーガンワイン4選もご紹介しましたが、どのワイナリーも、土づくりから製法までこだわってワインを造っています。

ご紹介した中から、ぜひお気に入りの1本を見つけてみてください。

参考文献
https://sukoruni.wine/blogs/wine-column/what-is-vegan-wine-features-and-recommended-vegan-wines-from-spain
https://veganguide.vcook.jp/vegan-wine-recommend/
https://shizukujapan.jp/media/news/vegan-wine/
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/20220818085419141/

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