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2025.09.24

シャンパンとスパークリングワインの違いは何?醸造方法も解説

ワインの知識

これまでにシャンパンとスパークリングワインの違いがわからず飲んでいた人も多いのではないでしょうか?
どちらも発泡性のワインですが、呼び方が違うだけではなく、実ははっきりとした違いがあります。

この記事では、シャンパンとスパークリングワインの違いや、スパークリングワインの製造法、価格差などを解説していきます。
パーティーやお祝いの席などでもよく口にする、シャンパンやスパークリングワインについて、ぜひ知識を深めてくださいね。

シャンパンとスパークリングワインの違いとは

ワインを飲まれる方の中にも、発泡性のワインがシャンパンやスパークリングワインと思っている人も多いですが、実はスパークリングワインとシャンパンは全くの別物です。

また、国や地域によってもさまざまな名称を持つスパークリングワインは、イベントや贈り物、お祝いの席などで欠かせない必須アイテムです。

そんなシャンパンとスパークリングワインの違いについて解説します。

スパークリングワインとは

スパークリングワインとは、発泡性ワイン全てを指す総称です。
3気圧以上の炭酸ガスを含んだワインを指し、1〜2.5気圧のものはセミスパークリングワイン(弱発泡性ワイン)と呼ばれます。

スパークリングワインはきめ細やかな泡が重要とされ、泡の大きさが小さければ小さいほど一般的に高品質とされています。
また赤、白、ロゼそれぞれのスパークリングワインがあるので、ぜひ飲み比べて違いを楽しんでみましょう。

シャンパンとは

シャンパンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で、AOC法に定められた条件に従って造られるスパークリングワインのことをいいます。

この条件を満たしたものだけが『シャンパン』と名乗れます。

AOC法(原産地統制呼称制度)は、フランスワインのブランドを守るために制定された法律です。
この法律があることで、フランスには現在においても伝統を引き継いでいる有名なワインが何種類もあります。

種類特徴
スパークリングワイン・発泡性ワインの総称
・3気圧以上
・泡が細かいほど高品質
・白が基本だが赤やロゼもある
シャンパン・スパークリングワインの一種
・フランスのシャンパーニュ地方のみで生産
・法律や規定など条件を満たしたものだけがシャンパンと呼べる

スパークリングワインの製造方法とは

スパークリングワインには3種類の製造方法があります。

製造方法によって味わいや口当たりが変わってくるので、知っておくとスパークリングワインを選ぶ際のポイントにもなるでしょう。

以下では、3種類の製造方法を順番に解説します。

トラディショナル方式(シャンパン方式)

トラディショナル方式とは、シャンパン方式とも呼ばれる、その名の通りシャンパンを製造するときに使われる製法です。

普通のワインを製造した後に瓶に詰め、糖分と酵母を加えて発酵・熟成させます。
数ヶ月瓶を逆さにして澱(おり)を集める工程である「ルミアージュ」、そして集まった澱を除去する「デゴルジュマン」という作業を行い、瓶詰めをして完成です。

これらの工程を経て、長い時間をかけて細かいシュワシュワとした泡を発生させる炭酸ガスが生成されていき、味わいや香りも芳醇なものへとなっていきます。

シャルマ方式

シャルマ方式は、大きなタンクを使って二次発酵させる製造方法で、別名「密閉タンク方式」とも呼ばれています。
発酵に大きなタンクを使用するため、一度に大量のスパークリングワインを製造できます。

また、この製造方法はブドウ本来の香りが残りやすく、フルーティーで飲みやすいタイプのスパークリングワインが製造できるのが特徴です。

トランスファー方式

トランスファー方式は、シャンパン方式の簡略版です。

発酵・熟成させるところまでは同様の工程ですが、ある程度発酵が進んだらタンクに移して圧力をかけながら濾過(ろか)をし、澱を除去して瓶詰めを行います。

比較的低コストでスパークリングワインを造れるようになるのがメリットです。

シャンパンとスパークリングワインの価格や味の違いとは?

シャンパンは、ワインの醸造においても決められた産地のブドウを使用し、厳しい基準をクリアしたものだけがシャンパンとして流通します。

そのため、どうしても高価になりますが、特徴となる泡はきめ細やかで、味は格別です。

それに対し、スパークリングワインは主にブドウの産地の決まりはないため、幅広い価格帯と味わいのワインがあり、予算や好きな味を選んで気軽に楽しめるメリットがあります。

シャンパンと名乗れる条件とは?

シャンパンは、決められた条件を全て満たしたものだけが名乗れるスパークリングワインです。具体的な条件は以下の通りです。

原産国フランス、シャンパーニュ地方産のブドウ
ブドウ品種シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。ピノ・グリ、ピノ・ブラン、アルバンヌ、プティ・メリエも使用可能。
製造方法シャンパン方式
瓶内熟成期間15ヶ月以上。
ヴィンテージシャンパンは36ヶ月以上の熟成が必要。
認められる条件AOC法に基いて製造されたもの

シャンパーニュ地方で採れたブドウで作られた特別なシャンパンは、味も見た目も華やかです。ぜひ特別な時間に飲みたいですね。

まとめ:スパークリングワインの華やかな味わいを楽しもう

この記事では、シャンパンとスパークリングワインの違いをご紹介しました。

シャンパンはスパークリングワインではあるものの、ブドウの産地や製造方法、熟成期間など細かい条件のもとで作られたものを指します。

こだわって作られたシャンパンも、さまざまな味が楽しめるスパークリングワインも、それぞれの良さがあります。

ぜひ、発泡性の華やかな味を楽しんでみてくださいね。


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